近所を歩いていると、自転車に乗った小学校低学年くらいの弟妹らしき2人組とすれちがいました。そこで弟の方がつぶやいた台詞
「自転車で行くのはちょっと命がけだよなー」
なんか知らんけどこれから相当危険な行いをする若い命のために、俺はほんの少し祈りをささげました。こんにちは、コクェモモです。




ハルヒの進路相談
陰謀P82でハルヒが岡部との進路相談から帰ってきた場面が描写されています。「三十分くらい〜」「けっこう長い進路相談〜」であった理由は、普通に考えるならキョンの想像しているとおり、分不相応にハイスケールなトンデモ将来設計を岡部にぶつけているうちに時間がたってしまった、ということなのでしょうが、「涼宮さん、キョンくんがいないのに気づいて…」のあたりから穿った想像をしてみるに、逆に分不相応に低い目標を語った可能性も考えられませんかね?クラスでも相当低空飛行な点数の人が見なければならないような水準の進路を気にしてみたり…。まあ流石に無理があるんですけどね、『編集長〜』での会話もあるし。でも妄想としては楽しい。
いずれにせよ、ハルヒキョンの成績差は、日常の学園生活方面ではかなり大きな問題として残っています。まさかキョンは智代ルートでの朋也みたいな選択はしないでしょうがね…。



○名前の意味
物語を読むに当たって、登場人物の名前の意味を考えることは重要な切り口です。アサクラネムとかヨシノサクラみたいな幼稚なのじゃないですよ。
例えば、夏目漱石『こころ』の「K」に引き寄せられた意味は非常に多く、「屹立的な限界としての死に向かう、金と女という二本の線」「金之助」「主=King」「幸徳秋水」「管野すが子」「桂太郎」「絞首刑」「26のアルファベット中の11番目=大逆事件の被告数(26)・内処刑された男の数(11)・処刑年(1911)」…このように特に大逆事件に結び付けられるんですが、いずれにせよ「K」の意味は漱石論のなかで結構大きな面積を占めている話題なのです(この段落の内容は全て渡辺直己氏『不敬文学論序説』によります。ただしこの本も多くの引用を用いているので全てが彼の発見なわけではありません)。
まあ、こじつけなんですけどね。
ハルヒではどうなのかというと、有希が「雪」は確定として、みくるから「未来」、ハルヒから「晴日」が読み取れそうです。みくるに関しては、陰謀P146「みちるかあ。それも、いい名前ですね」という台詞からするに偽名の可能性すらありますね。未来側の、自分たちの情報を与えないための戦略の一環としてまあアリかと思われます。一樹はどうか知りませんが。もう「五月」に転校してきたってことでそれでいいやって気もします。キョンはというと、名前が解らないこと自体に意味があると考えられます。Mr.noone specialとしての役割ですね。いやごめんなさい好きなんですよシンバルズ。
ところで、名前に意味づけが見られる作品といえばエヴァエヴァでは恐らく意図的に主要人物の名前に意図がこめられていて、だから名前がカタカナになっているんですよね多分。「アダムとイヴ」というキーワードを通してのキャラの対応といい、エヴァハルヒを比較したくなる人の気持ちも解ろうというものです。俺はちゃんとエヴァを見ていないのでこの比較からどんな意味が見出せるのかはちょっとわかりませんけども。
しかしつくづく理系の生徒が書いたとは思えない文章ですね…。ちょっとしたクイズが成り立ちそうです。すなわち、


Q.きゅーぶメンバーのうち理系なのは誰でしょう?



○(書こうと思うことメモ)長門の知覚範囲の推定、任務と私情のバランスの変化



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八神はやてファミリーにスポットを当てた後日談、だそうで。
なのはとフェイトはシムーンにでも出てろということなんでしょうか。それはそれでかなり面白いと思いますが。



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