「ヱヴァ」観てきた。

とりあえず、キャストにキャラ名を付記しないのは舐めてると思った。
然程違和感無く聴けたとはいえ、声優の変更ナシというのは、ねえ。「エヴァ」越える気あんのかよ、という。
あと、TVアニメ用のプロットを映画に落とし込むのは根本的に無理があるんじゃないかと思った。一話ごとの間ってやっぱり重要だよ。
総じて。エヴァ文脈を無視すれば、なんつーかまあ、普通のアニメかと。
第三新東京市や第六使徒のギミックはかっこよかったけど。


余談。
茶所「あ、これ序・破・急の序なんだ。三部作?」
コクェ「四部作。最後は伏せられてる。つーか知らないで来たのかよ!」
茶所「まあね。でもじゃあ何になるんだろう最後」
コクェ「さあ」
もけお「…実はNG集なんじゃね?」


それだ。
「急」から半年。全ての謎の解明とカタルシス溢れる展開を期待して映画館に詰め掛けるエヴァオタたち。シアターの明りが落ち、現れる映倫ロゴ、クロックワークスロゴ、「スタジオカラー第4作」の文字…緊張が客席に満ちていき、そして明かされる真実。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:NG集」。観客の動揺を置き去りに、突然画面いっぱいに映し出されるアフレコスタジオ。香港映画よろしく声優さんたちの爆笑もののNGシーンが次々と流される。制作の裏話もふんだんに織り交ぜつつ、場面は感動の制作完了記念打ち上げへ。


終わるまで観客が残ってるか怪しい。