KindleよりもiPadよりもPSP goは「電子書籍」に向いている
と、思う。
先日『PSPgoと青空文庫の相性がハンパ無い件について』という記事に書いた通り、PSP goは読書に最適なツールです。
青空文庫や創作小説のサイトでテキストを抽出、変換。音楽を聴きながら、片手で持って片手で読書。
紹介しときながら「まぁそこまで使わないだろ…」と思っていたら、色々な作品を漁る日々が続いています。
そんな中、Kindle、iPadが「電子書籍」という土俵に上がってきました。
便利そうな反面、一番疑問に抱いたのがその大きさ。
新聞紙や広告、週刊誌には丁度いいサイズかもしれません。漫画のコマが大きくなることは別に悪くありません。
でも文庫本は?このサイズでも読むことはできるけれど、持ち運んで読む人には正直良い選択肢とは思えない。
文庫本の携帯性は思いのほか重要であると思います。
ここで謝ります。ごめんなさい、タイトルは言いすぎでした。
「電子書籍」としてのスペックは圧倒的にKindleやiPadの方が上です。
しかし、携帯性に限って言えばPSP goに軍配が上がります。
そして携帯性が最も求められる「文庫本」において、PSP goは真価を発揮するのです。
残念なことに、現行のPSP goではaozoraPSPとドラス社の「みんなで読書シリーズ」でしか読書を楽しむことができません。
一般小説からライトノベルまで、SCEJの公式サービスでもいいですし、各ソフト会社のDLソフトでもいい。
PSP goがその携帯性を発揮させ、電子書籍として活躍する日を待っています。