「負け組おんらいん」 @お子様

どーもこんばんわ。実は同じアパート24部屋の内、13部屋が1年生という異様なアパートに住んでいることを知ったお子様です。(私が住む4階は一部屋を除き全員1年)
今度このアパートで飲み会をするとか言ってたんですが、13人で何するんでしょうかね?


では、かなり自分の中で評判の悪い遠足編最終回。今回はカラオケ編です。




〜まず初めに〜
私は余りカラオケというものが好きでない。


一つの理由は、自分の(一般大衆用)レパートリーの少なさが露呈し鬱になること。
もう一つは、腹式呼吸が苦手、声域も狭い、声も変、ぶっちゃければ歌が下手で鬱になること。
そして唯一歌いたいと思うsyrup16gJOYSOUND以外ほとんど入っていないということ。


カラオケは好きではないが、音楽を嗜めることが出来るのは魅力だ。
音楽は下手ではあるが、好きでもある。明確に「カラオケは嫌いだ」と言えない理由はそこ辺りだ。


〜実を言うと〜
この前、「お子様どんな音楽聴くの?」との問いに、遂「syrup16g」と答えてしまったのが運の尽きであろう。
何が悲しいのか、まずバンド名から笑われてしまう。自分の好きなことを笑われるのは、正直自己を全否定された気がして欝である。
さらに悲しいことに、情報の時間に公式サイトを見られ曲名に笑われたこと。


女「ねぇねぇお子様。syrup16gの公式サイト見たよー」
(氏ね)
俺「へー。暗かったでしょ?」
女「暗かったのもあるけど、センスはいいと思うよ」
(氏ね)
俺「そうかなぁ?」
女「でも曲名の『吐く血』はないよー。内科行けっての(笑)」
(てめぇが内科行って氏ね)
俺「まぁヘンな曲名多いから」


またもや俺全否定。心の中で戦う俺。まぁ仕方ないっちゃあそうなんだけどさ。


〜さてさて〜
女子3人男子3人で移動しつつ、何故か男女ペアで3つ組み会話開始。


女「ねぇねぇお子様」
(転んで氏ね)
俺「ん?何?」
女「syrup16g期待してるよ、絶対聴かせてね」
(負けて氏ね!バイツァダスト!)
俺「・・・。」


〜入室〜
狭い部屋に無理矢理押し込むせいでやはり狭い。
更に男一人が後から合流しぎゅうぎゅう詰め。氏ね。


ジャンケンで歌う順番を決めさせられ、俺は見事2番をゲット。
友人(男)は軽快にリズムを乱しながら(いい歌声してるのに勿体無い)洋楽を一曲歌い終えていた。


俺「・・・、何か歌う曲をくれ」
男「syrup16g歌えばいいじゃん」
(一同爆笑)
俺「・・・。」(つか、何で来たんだろう俺。遠足でテンションおかしくしたかな…)


んな感じで今すぐ帰りたい衝動を抑えつつ、本をめくっているとそこに手渡されたのは予約端末。
ディスプレイにはsyrup16gの曲名がズラリと並んでいる。


(あぁ、もういいや晒し者になればそれで済む。アイムピエロ)


レパートリーの中でまともな部類に入る「翌日」を歌えば予想通りノーリアクション。
何に吹っ切れたのか、次の周で何も知らない人にはただのコメディな「パープルムカデ」を歌ったら、爆笑の嘲笑という最高のマインドアタックを食らいました。
もう最高。世界滅べ。


〜スーサイド〜
正直これ以上精神的に追い詰めると、高校2年の時の精神異常を来たすと察知。
幸運にも順番が適当になりだし、歌いたい奴が勝手に歌いだした。金の無駄ではあるが、救いを買えるのなら安いもの。
「そろそろ歌えよ」と振られるまでに秘儀「履歴漁り」開始。


「履歴漁り」・・・レパートリーを持ってないと正直使えない技を思われがちだが、深層の記憶にある歌える曲を思い出すときにたまに役立つ。
         「この曲は知らないけど、このアーティストは知ってる」→「このアーティストと言えば、あぁ、あの歌歌えるじゃん」


最初に目に付いたのはミスチルの「sign」。
勿論サビしか知らない。だがミスチルならこの前バンドでやった「everybody goes」ならもしかしたら…。


まぁ勿論私ごときにそんなの不可能で、パープルムカデ並のマインドアタックを食らいましたが。(両方ともいい曲なのに)
つか、有名じゃない曲ってのは歌が上手い奴じゃないと歌うことが許されないのか。


そんなマインドアタックも、Choo Choo Trainを歌ったら何とか解決。「少しはマトモな曲歌えるじゃん」程度の攻撃力0の視線に戻りました。
ありがとう吹奏楽部。


〜その後〜
適当にグダグダ。
副委員長が倉木大好きで、倉木しか歌わない。上手、さらに声が結構似てる。
他の人たちもそこそこ歌える。つか私が下手すぎるだけか…。


そんなこんなで男女一組が帰り、少し解散的な雰囲気が漂っている中、大分前に予約が入っていた私の「トレイントレイン」が空気を読まずに流れ出す。
ブルーハーツって偉大だなぁ。折角解散のムードだったのに、一気に盛り上げてくれる。
友人が割り込みでブルーハーツを連発。深夜1時とも相まってテンションが勝手に上がっていくメンバー達。
そして暴走が始まる。


エヴァ止まりません〜
「よーし、適当に入れちゃうよ」
入っていく有名どころな曲。


アンパンマンのマーチ
「君が好きだと叫びたい」等のアニソンや、PUFFYSMAP等の有名すぎる曲。とりあえず誰でも歌えそうな名物が予約画面に一杯広がっていく。


あれ?


(つд⊂)ゴシゴシ


・・・?


(;・Д・)


「桃色片思い」


あれれ〜?


あやや伝説〜
高1の時、先輩による理不尽なイメージ「あややが好きそう」という発言から一気に部内に「あやや」のあだ名が広がり、1年の間あだ名が「あやや」だった私。
高2で先輩が脱退してから、「あやや」と呼ばれることは少なくなったが
高3で吹奏楽部の連中とカラオケに行った際、友人のサイドボーカルで「桃色片思い」等の有名どころを歌わされた。
あれも確かこの時期だったなぁ…。


(まぁ誰もあややのこと知らんし、歌わされることはないだろ・・・)とタカをくくって、時より渡されるマイクに応える。
予約はどんどん消化され続け、「桃色片思い」の前奏が流れ始める。


副委員長「あやや誰行く?」
男「あややと言ったらお子様だろ!」
俺「訳わかんねぇ!」


そして握らされるマイク。強制スタンドアップ。ダウン気味に歌う俺。


男「さっきまでのテンションはどうしたお子様!」
副委員長「そうだそうだ!」
(そうだそうだ!氏ね!)
女「自分を捨てろ!」


何かが吹っ切れノリノリに歌う私の姿があったようですが、あれは何かの神様が乗り移ってたに違いありません。


〜帰宅〜
翌日の発達心理学に備え、2時半頃に先に帰ることに。
ちなみに翌日喉が死んでました。


〜久々に懺悔〜
相当 適当 だろう