「負け組おんらいん」 @お子様

どーもこんばんわ。前回の遠足編で
( ´д`)。o ○(あ、目の前の女の子可愛いな…)
と思った人(以下( ´д`)さん)が同じアパートで驚いたお子様です。


ゴミ出しの時にばったり遭遇。「誰にも会わないだろっ」と思って寝癖バツグンで出歩いていたので最悪。


では遠足編最終回(多分)




〜クイズ〜
「まさかこの歳に(ry」などと愚痴りながら結局競技開始。
ルールは簡単。と思いきや何故か早押し形式。早押しのボタンがビーチフラッグス等と過激めいた中々スポーティなクイズ。
何よりキツいのは、先ほどの昼飯でパンパンになった内臓達だ。


全部の班が同時に競技、さぁこれで優勝が決まる。
我らが9班は競技直前に「お子様は頭が良いか否か」の下らない議論が勃発し、早くも仲間割れ寸前の空気。
「じゃあ、頭良さそうだしお子様が」と何故か解答用の紙が手渡され、班全員で俺の空っぽの脳をカバー。さぁ勝負だ。


〜第一問〜
なぞなぞ


何故かなぞなぞ帝王が我が班に一人居り、私の空っぽの脳を完全に補完。ついでに人類も補完。
3問中2問正解。先ほどの大縄といい幸先の良いスタートだ。
この調子で優勝か!?と思いつつ次の問題を迎える。


〜第二問〜
漢字読みクイズ


全三問


土竜
箪笥
心太


難しすぎず、かといって即座に頭には浮かばない良問。
だが何故か漢字の読み帝王が我が班に一人居り、私の空っぽの脳を補完。お子様補完計画も100%達成だ。
3問中2問正解。先ほどの大縄といい幸先の良い中間地点だ。
この調子で優勝か!?と思いつつ次の問題を迎える。


ちなみにこの問題で最も晒し首にあったのは、素で「しんた」と読んだ看護男子。


〜第3問〜
フィーリングクイズ


全二問
これが中々新形式で悪くは無い。エンターテイメントとしては少し閉口だが、クイズとしては中々優秀である。
班の中から代表を一人選び、目の前に立つ。
お題が出される。
代表を除いた班の答えと、代表者の答えが一致すれば正解。これは中々難しい。


ジャンケンの結果、私の班からは理学男子が代表に。
何故か今回はフィーリング帝王が我が班に一人もおらず、私の空っぽの脳は補完することもない。サード・インパクトだ。
2問中0問正解。先ほどの大縄とは打って変わって幸先の悪い終わり方。
この調子で優勝か!?と思うことも無く、次の問題ももう無い。


〜結果発表〜
「んー、とりあえず十位以内ではあるとは思う…」
「上位3位入れると思うけどなぁ…」
「やっぱ最後に全部落としたのが痛いかも」
「でもたかが2問じゃん」
「いけるって…」
「どうだろうなぁ…」


と、基本的に勝負事はネガティブとポジティブが交じり合ってる瞬間というのが一番中途半端な結果を残すものなのか10位。
最後のフィーリングクイズがやたら配点が大きいらしい。何だこのバラエティ番組。
ちなみに敗因は「代表者をSMAPのメンバーに例えてください」との問いに「キムタク」と惜しげもなく書いた理学男子。


〜帰り…〜
10位のことをグチグチいいながら、帰りのバスは班ごとに乗り込むこととなった。
もちろん私の隣は自称キムタク氏。早速寝て俺を放置プレイする気満々だ。


しかし話すこともなく、仕方なく私自身から無言で放置プレイ了承。惨めである。
もっと惨めであるのは、隣で異様な姿勢を取って睡眠を貪るキムタク氏。周りの人からも注目されつつ、起こされることは無く、結局逆放置プレイ。惨めだ。


そして、大学に到着し解散とした。


・完?・


〜その後〜
バスを降りると、そこには見慣れた同じ学部の奴らの顔。
折角( ´д`)さんと話していたのに水を注されてしまった。まぁ相づちしか打ってなかったしどうでもいいけど。


男「あ、お子様。これから暇?」
(・・・?また何かするのか?)
俺「んー、俺は基本的に暇だけど、何かすんの?」
男「カラオケ行かない?」
(副委員長とか周りに居るってことは・・・)
俺「この周りの連中でか?」
男「うん。どするよ?」
(副委員長の歌とか聴いてみたいし、行って見るか)
俺「おk、俺も行くわ」
男「直行だけどいいよな?」
俺「ええよ」


小学校の時、先生が言ってた。
「帰るまでが遠足だ」って・・・。
家に帰ることなく直通で行く、僕達の遠足はまだ続くのだ。


・続く?・