甲虫王者むしキング@魔王
このエントリーは6月29日に埋められたものです。
ここなら誰も気づかないよね。以下ポケモンの話。
10日のエントリーではくさタイプについて語ったので今回はむしタイプについて語ってみる。
むしタイプの歴史
初代(赤緑青ピカチュウ)
エスパー全盛の時代ではあったが強力なむしタイプの技がなく、タイプ一致でむしタイプの技を使えるのはスピアーのみであった。スピアーは素早さ(そのほかの能力も)がそれほど高くなく、どくタイプを持っているためむしろ先制サイコキネシスの餌食であった。またむしタイプの中で比較的総合種族値が高めであったストライクとカイロスもとくしゅの値が低く、強力なタイプ一致技などもなかったため使用率は低かった。
第二世代(金銀クリスタル)
ヘラクロス、ハッサム、フォレトスなどの登場により、むしタイプの注目度が大きく上がった。ヘラクロスはむしタイプの新技「メガホーン」をタイプ一致で唯一放つことができ、公式大会での使用率も高かった。ハッサムはアタッカーの役割以外にその弱点の少なさ、抵抗の多さを生かしてバトンタッチをしたり相手ポケモンを流す目的で使われた。ニンテンドウカップ2000の決勝(http://jp.youtube.com/watch?v=q88pbJlOicA)ではハッサムとヘラクロスが使われており、運が絡んだとはいえヘラクロスの鬼神のごとき活躍による逆転は印象に深い。フォレトスは物理耐久の高さと物理には弱点がないという耐性を生かし、物理を受け(流し)つつまきびし、こうそくスピンを行うサポートポケモンとして役割理論、昆布の全盛期を象徴するポケモンであった。
有用なむし技
メガホーン(物理 威力120 命中85)・・・ヘラクロスのメインウェポン。タイプ一致で使えるのはヘラクロスのみなため、ヘラクロスが他の物理虫ポケモンと一線を画する理由のひとつとなっている。
シザークロス(物理 威力80 命中100)・・・メガホーンと比べて命中は安定しているが威力不足な感も。
むしのさざめき(特殊 威力90 命中100)・・・むし版サイコキネシス。メガヤンマのメインウェポン。むしのさざめき+いろめがね+こだわりメガネの火力はなかなか鬼畜。
こうげきしれい(物理 威力90 命中100)・・・シザークロスの上位互換だがビークインの専用技。ビークイン自体がマイナーか。
ぼうぎょしれい、かいふくしれい・・・それぞれコスモパワー、じこさいせいと同等の性能を持つがやっぱりビークインの専用技。そしてビークイン自体がryry。
現在対戦でよく見るむしポケモンとその特徴
ハッサム
私的虫三強(他はヘラクロス、メガヤンマ)のひとつ。タイプの組み合わせと能力配分が優秀でアタッカーから流し、バトン要員と色々な役割を持たせることができる。特性もテクニシャン、むしのしらせでどちらも優秀なため育てていて面白い。よく見るわざとしてシザークロス、とんぼがえり、アイアンヘッド、メタルクロー、かわらわり、つじぎり、でんこうせっか、つるぎのまい、こうそくいどう、バトンタッチ、はねやすめ、ひかりのかべ
ヘラクロス
優秀なアタッカー。インファイトやメガホーン、ストーンエッジなど威力の高い技を中心にがんがん攻めれる。スカーフとの相性も○。技が読まれやすいのが欠点か。特性と平均よりやや高めの特殊耐久をいかしてねむねごもできる。
メガヤンマ
私的虫三強の中でも頭ひとつ抜けてる感がある。まぁさいみんじゅつの影響か。「かそく」を生かしてものすごい速さで眠らせてくるため注意が必要。火力もかなりある。「かそく」ばかり警戒してると実は「いろめがね」でオワタ\(^o^)/ということになりやすいのも困る。