シンフォニック=レインタグのっとり計画二回目。こんなとこ読んでないでさっさとコクェモモの考察見たほうがいいよ。
茶所に負けじと3日でクリアしました。ネタバレ注意、感想だけだけどね。




雨がやまない、という独特の舞台設定。
それはもちろん現実にはありえないとは言え、この物語を引き立てるには最高の設定である。
だからこそこの雨を妄信してしまい、al fineで全てが壊される。そして、その壊された瞬間はとてつもなく楽しい。
車輪の国にも似たようなことはあったけれど、S=Rの方が何枚も上手だ。
入れ替わりとか、手紙の送り主とかについては何度も疑いかかったのですが、結局及ばず。まぁそういうゲームではないのですが。


リセルートは他のキャラとの絡みが少ない割に、物語としては一番好きだったりします。
グラーヴェの講義のおかげで、音楽に関する描写が多かったこと、後は単純に物語が上手に構築されてたこと。
1日ごとに物語の起伏があって読みやす・・・とか書いてたら、各キャラの心情までちゃんと読んでないのがバレバレですね


まぁ折角だしリセルートのことでも書いてみるか…


リセが、他の人は無理でもクリスには近づけた理由。
大好きだった歌、誰も聞いてくれなかった歌、誰も褒めてくれない歌。
その歌を聴いてくれて、褒めてくれて、認めてくれて、一緒にアンサンブルをしてくれる。ただそれだけのシンプルな理由。
音楽という非言語的なコミュニケーションの果てに、クリスとの接近があった訳です。


リセの物語においての音楽の役割というのは、この音楽による対話だと思っています。


ラストシーンでクリスの音楽に合わせて歌い始めるリセ。
二人の対話が、また音楽を通じて始まることを示しています。それと同時に、歌を歌う=グラーヴェという鎖からの解放。
トゥルーエンドの割にはハッピーではない?と思いきや、これから先のクリスとリセの生活を考えると中々よく出来たエンドだと思います。


ごめんなさい眠すぎてまとめきれないので、また書き直します。(と言って書き直した試しがない)