久々の記事がこれか@kokwemomo
高崎ゆうき先生の『桃色シンドローム』(2)が本日発売。単行本派としてはお祭気分ですよ!ひとりで。
- 作者: 高崎ゆうき
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/05/27
- メディア: コミック
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なにしろ一巻はオビが最高(『―神様、今日も部屋から出ませんでした。』←爽やかな青空をバックに)で、なんでも放課後秋葉原散策に出かけたT大生が勢いで買ってしまった例が何件も確認されているそうですよ!
いやーモモかわいいって言ってるだけでもいいんですが、今更一巻の内容を振り返ってみたりします。
さて少女の望みは戦うことですがすでに終戦60年、彼女の役割は終わっています。
望みとか特にない変態少年は彼女の動機を巧妙にスライドさせて戦いから遠ざけ、『魔法少女』に仕立てようとします。
なにしろ60年のブランクの間に焼け野原はオタクの街になっていたのです。『相手のフィールドに乗った時点で勝負は決まる』という奴です。
というかどの道兵器として戦おうといっても敵がいないのだから戦わずして負ける運命です。
そこで変態少年によって『魔法少女は戦いか逃避か』という問が宙吊りにされることで、終わっていたはずのお話は続きます、というお話でした。いい話だなあ。こんなに不健全なのに。
それにしてもブログトップの「きゅーぶろぐは青少年の〜」がもはや悪い冗談ですね。