「負け組おんらいん」 @お子様

やっとAmazonからすももが到着。わざわざ夜に届けてくれた運送会社に感謝。


軽くネタバレはいってそうなので閲覧注意。




中々急展開な一冊。
優介の心変わりが少しずつ始まり、すれ違いを続けるこーしともも子。
新たに明かされる真実と、こーしの決断。二人の別れ、そして戦士の目覚め。
進太郎の帰省と、半蔵の親父さん訪問は、徐々に姿を見せ始めた戦争。天下の決意、そしていろはの急落の始まり。
そりゃまぁ濃い一冊にもなります。割とヌルヌルだった9巻からまさしく急展開、おもしれええええええ。


がむしゃらで無様なこーし、そしてもう逃げないと決めた天下が何よりも美しい。
どこにキバを向いてもおかしくない悪意と、決意を強く固めた彼らがどのような物語を繰り広げるか、11巻以降が楽しみなところ。


自分にも現状に立ち向かう決意が欲しいものです。
その決意が出来たところがやはりこーしの強さで、情けないながらも一番必要な力なのだと思います