〆の雑炊に言いたいこと

鍋の季節です。
温かくて美味しくて手軽。お一人様でも多人数でもOK。家でもお店でも食べられる。
まさに冬の万能料理です。最近では、カレー鍋やトマト鍋など、一風変わった味が楽しめるのも魅力ですね。


鍋と言ったらやっぱり〆!って言う人。僕は大嫌いです。
チーズカレーリゾットに!とか、〆を助長するCMも大嫌いです。
そんなに〆〆言いたいなら最初から〆食ってろよ、と思います。飽くまでメインは鍋なんだから。


でも、残った汁には色々なダシが溶け合っていて、〆が美味しいのは事実です。
ラーメン、うどん、はまぁいいとして、異議を唱えたいのが雑炊。
確かに雑炊も美味しいんだけど、そのほとんどがおかしな作り方をしている。


「〆にしようかー。雑炊でいい?」
「いいよー」
「じゃあお米いれちゃうねー」
と、汁の量も調整しないで炊いたお米ドバー。別に米を水洗いしろとまで言わないけど、米に対する汁の比率を考えて欲しい。
この前鍋した時なんて「雑炊にしたいし、取った汁戻しとこうぜ」とか言い出す始末。それじゃ雑炊じゃない。米をぶちこんだ汁物だ。


お店で食べてもそれは同じこと。
店員さんがわざわざ作りに来てくれるのはいいんですが、汁の量を調整せずにお米ドバー。
外装がオシャレとか、盛り付けがオシャレとか、そんなの二の次でいいのだから、〆の雑炊くらいちゃんと作って欲しいものです。