「負け組おんらいん」 @お子様

どーもこんばんわー。お年玉がそこそこ入ったので「実はおまえに金を貸している」っていう人は今のうちに言っておくと得ですー。
虚偽の申告も(ネタとして)受け取るんでどんどん申請してくださいな。


504 名前:自治スレでローカルルール変更議論中 [sage] 投稿日:2005/12/27(火) 16:56:09
私が3人欲しい

・大掃除する私
・赤子の世話をする私
・2ちゃんをする私


505 名前:自治スレでローカルルール変更議論中 [sage] 投稿日:2005/12/27(火) 17:05:38
3人で肩寄せ合って2ちゃんする姿が目に浮かぶ


俺もほしい。
・センター初日対策する俺
・センター二日目対策する俺
・二次の面接対策をする俺
・二次の小論対策をする俺。
・遊ぶ俺




〜戦争〜
【全壊までのあらすじ】
第3次蟹戦争は兄と私による「寿司の中トロくれたら蟹いらない」という譲歩で丸く収まった。
わいわいと食事を楽しむ我が一家。しかし争いはこれだけではなく、翌日の夜再勃発することとなる。



かねてよりお子様家の冷蔵庫にはいくつか宝物が埋まっていた。
白いトレイに所狭しと並べられる肉牛。ラベルには「すき焼き用」。
今夜この宝物が食卓に並ぶとあり、夕方から家族の雰囲気はぴりぴりとしたものであった。


TVからは芸人たちの声が響く。
台所に耳を澄ますと、蒸気をたてながら動く炊飯器の音。まな板に包丁がぶつかり、野菜が切られているのが視界に納めなくとも伺える。


「そろそろ出来るから手伝ってー」
母の宣言だけでなく、炊飯器のタイマーも開戦が近いことを告げた。
「3」と表されたディスプレイからは文字通り後3分後に食事が開始出来ることを読み取らせる。


黒いガスコンロに黒い鉄鍋。食卓の真ん中を陣取るその調理器具をこの空気の中では要塞の用に思えた。
比況であるが事実でもある。これからこの要塞に開け放たれる宝物こそ我々の争いの原因なのだから。


(だるいから中略)


白いトレイは3つある。
かなり高い肉A
高い肉B
やや高い肉C
この戦争において勝利条件とは、肉Aをたくさん口にいれることに他ならないだろう。


母「どのお肉から食べようか?」
何気ない母の一言だが、ここから戦略を働かせなくてはならない。
自分の土俵とは何か考える。他者との違いは。他者より優れているものは。


この5人家族の中で一番食事量が多いのは私だ。
他の4人は途中で「ご馳走様」と敗戦を告げるだろう。
ならばCを先に食えばAの分け前が増える可能性が十二分にあるわけだ。


しかし、そんな考えもむなしく、
私「肉Cから先に食べよう!」
他四人「Aから食べた方がいいんじゃね?」
多数決であっさりと負けてしまう。


肉や野菜が添えられ、楽をするために買ってきた割下を投下、点火。
普段鍋奉行等に回らない者が手をそろえて箸で鍋をつつく。
ここで取るべきはポジショニングだ。
調理している姿を装って肉を自分のもとへと近づける。それにより自分の土俵に少しでも近づけることが出来るのだ。
しかも上級者となると、野菜で肉を隠す「狸がくれ」までを平然とした顔で遂行してしまう。
この技術なくしてこの戦争は勝ち抜けない。二種類の熱気が奇妙に絡み合っていた。


肉に赤身がなくなると、全員の動きが変わる。
野菜を取りつつさりげなく肉をとり隠すことによって謙虚な姿勢をアピールすることも重要だ。
そしてもう1つ、ここでAを食いすぎるのもあまりよろしくない。
Aを妥協してそれを理由にBをたくさん食べるという1つの作戦が眠っているからだ。
(だるいから後略)


〜編集後記〜
適当でごめんなさい。
後やたら脚色してごめんなさい。本当は大体平等に分け合って平穏な食卓です。