「負け組おんらいん」 @お子様

どーもこんばんわ。今日は中間試験でした。


「Q1・自分の性格、容姿を客観的に書きなさい」


難っ。




登場人物

フレディ
○○


〜フレディさんと仲良くなりました〜
いつかの負け組おんらいんで、唐突に部屋に押しかけられた話を書いた。
あれから特に接点も無く、平和な毎日を過ごしていた私であったがそいつは唐突にやってきた。


〜あれは、そう〜
月曜日のこと。
5限ぶっ続け&最後解剖という地獄の日程を終え、疲れたからさっさと帰ろうと外に出れば雨。
急いでロッカーに傘を取りに行き、チャリを駐輪場に放置して歩いて帰りだした。


のんびり歩くこと15分、やっとこさ家についたかと思うとアパートの入り口前に見知った顔。
そう、この前我が家に押しかけてあいのりを見ていった奴らの一人だ。


「あ、(こっちに気づく)お疲れさん」
「お疲れさん。相変わらず解剖はツラいな…」


とそんな感じに傘についた水を飛ばしながら雑談開始。
傘も畳み終えて自分の部屋へと上がろうとすると唐突に一言


以下()内は内なる私の気持ちです
「今日○○がうちに来て、ご飯作るらしいんだけど食べに来ない?」(う・・・またTV見て苦しむのは嫌だな…)
「んーどうしよう、食材はあるっちゃああるんだよな…。何作るの?」
「○○がご飯余ってるって言うし、多分丼物だと思う」(丼物最近食ってないし、米が食えるのは大きいな…)
「丼かー・・・、米はいいなぁ・・・」
「あ、思い出した。牛丼だって」(是非とも行かせて頂きます)
「是非とも行かせて頂きます」


その数分後、彼女の家には牛丼を頬張る私の姿があったらしい。


〜食後〜
食事中は「うん、流石女子の作る料理は美味い」だとか適当に相づちを打っていれば問題ないのだが、食後となるとそうはいかない。
人間のメモリには限りがある。「飯を食う」とのタスクを失うことで、「会話をする」というタスクに費やすメモリの割合が急激に増加する。
会話タスクの割合が大きくなるとはどういうことか。すなわちこちらが適当に返していると「こいつ、会話する気ないな…」等とモロバレなのである。
つまり、人見知りというか会話自体が苦手な私にとって最大の試練が舞い降りて来たという訳だ。


普段この様な状況に立った場合、大抵「他の人たち中心に喋らせる」という手段をとる私であったが、今日はそうはいかない。
唐突に○○が「私、漫画読むー」と言って、フレディ宅の漫画に手を伸ばしたのだ。むしろ漫画目当てでフレディ宅に来たとのこと。


こうなると大変。「他の人たちを中心に喋らせる」という手段をとろうにも、すなわち独り言をブツクサ言わせることとなる。
そういうわけにもいかないので、自分中心に会話を回さなくてはならない。そーんなのはーいーやだ。(アンパンマン)


伊達に18年間生きていない。こんな状況でも対処出来るように訓練されてきた。
「皆で漫画を読む」。そんな流れを作り出せば会話もせずに黙々と読書に耽ることが出来る。その流れを作り出すには、私も漫画を読み始めるのが一番だ。


○○「んじゃ、私漫画読むね」
フレディ「ちょっと待って、今出すから」


本棚を漁り始めるフレディ、すかさず俺も口を挟む


俺「んー、俺も何か読もうかな・・・」(ふ・・・我ながら見事なタイミング。絶妙すぎる)
フレディ「え!?お子様も読むの!?」(えぇ!?)


最初何を言われたのか分からなかったが、本棚を見て解決。俗に言うコテコテの少女漫画しかない。
いくら会話が嫌だとは言え、そんなもの読んではいられない。


さぁどうする俺。どうするのよ?


手元には4枚のカード。
「覚悟」
「妥協」
「転換」
「逃亡」


つっづっくぅ〜(オダギリ風に)


〜懺悔〜
眠気がすごくてテンションが変で文も変です。本当すみません。


「覚悟」・・・世論も気にせず少女漫画を読む
「妥協」・・・諦めて会話をする
「転換」・・・他に本が無いか探す
「逃亡」・・・むしろ帰る


と解釈すればいいかと思います。