今日はパンプキンシザーズ(というよりFFT)と、コードギアスの話など。


○まず懺悔
東京大学駒場キャンパス書籍部で一日ごとに灼眼のシャナを買っているのは、俺です。
amazonとかで買えって?ごめんなさい、生協組合員証を提示すると一割引なんです。
今日、訳?解説 林 晋/八杉満利子『ゲーデル不完全性定理』といっしょに買ったら、レジの人はいったん両方表にして置いた後、俺が財布から小銭を探している間にゲーデルの方をシャナの上に置いて表紙を隠してくれました。優しさというよりは、遠回しな嫌がらせな気がします。
ちなみにここの書籍部には、ラノベに漫画に「涼宮ハルヒの公式」にアニメージュ、果てはニュータイプロマンスまで入ります。脅威。





パンプキンシザーズ第二話

「持てる者と持たざる者〜」
「貴族に生まれついたというだけで〜」
あ、アルガス様!
FFシリーズ中最も暗いと思われるタクティクスの、第一章でのゲストユニットにして超悪役、アルガス君を思い出しながら見てました。彼、まず間違いなくプレイヤーの9割9分から嫌われています。
彼は反体制派の武装集団のサブリーダー的存在である、ミルウーダという女性と以下のような会話を繰り広げます(コピー元:http://www.mickey.ne.jp/~pierrot/gc/fft/co_1.html)。


ア「生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族の家畜なんだッ!!」
ミ「誰が決めたッ!? そんな理不尽なこと、誰が決めたッ!」
ア「それは天の意志だ!」
ミ「天の意志? 神がそのようなことを宣うものか!神の前では何人たりとも平等のはず! 神はそのようなことをお許しにはならない! なるはずがないッ!」
ア「家畜に神はいないッ!!


まさにFF史上に残る名台詞。リアルでも一度使ってみたいものですね、「家畜に神はいない!」って。



コードギアス第二話
え、背景設定読み上げるアバンタイトルまだ続けるの?プラネテスのときみたいな感覚なのかなあ。
作画は、リソースを人物ではなくランスロットの動きに費やしてる感じ。予算が無限にある訳ではないことを実感させられます。
ロボアクションの設定考察は絵としての見栄えを良くするために甘くなってしまっている感はあります。スラッシュハーケン強すぎます。岩盤の崩落も、トラック自爆で地下街が脆くなっている(第一話、親衛隊員からの将軍への報告でわかります)とはいえ、ねえ。
第一話でルルに、第二話でスザクにスポットを当てる構成は、スクライドを見ていた人ならニヤリとするものがあるでしょう。あちらでは一話で早速カズマを負けさせ、二話では全然出さないという、どこまでも二人の対立を強調したものになっていましたが。
ルルとスザクの立ち位置を見て、種ガンダムを連想して不安がってる人もいるようですね。とりあえずスクライドを見てきてから言ってください。あ、そういやどっちもキャラデザ平井さんだ。
ついでに。反米思想がどうたらこうたらの話についての俺のスタンスは、「基本的にはれっきとした作品の一部として見るが、あまりに乖離してしまった(それこそ星の王子様が突然『アメリカうぜえ』って言うみたいな)場合は考えなおす。また、楽しむ努力をしないって程度の人なら哀れだなあと思うだけだけど、観もせずに作品を評価する(けなすのも褒めるのも)人はアメ玉あげるから帰ってください」でいこうかと思います。よろしく。「日の丸臭が嫌だ」と言うのは構わないけど、なんで思想を作品に取り込めていないのか、なんでそれを気持ち悪いと感じるのかを考えもしないのってダメだと思うんですよねー。



○盗電:イカ釣りの照明に岸壁の水銀灯から 函館の男逮捕
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061016k0000e040077000c.html


被害額26円強。犯罪には違いないとはいえ、平和。