学祭の横で@コクェモモ

キャンパスの人が多く集まるところでは、学祭実行委員がパンフ配布をやってる横で、学生自治会委員が教育基本法改正反対の声を高々と張り上げています。ちなみに彼等は改正でなく改悪と呼びます。そこから議論がスタートするんじゃ話し合いにもなりません。好きにやってください。あと出来れば黙ってろ。
いい加減、「愛国」→戦争→反対!みたいな脊髄反射を矯正しないと支持をますます失うでしょうに。今回の採決に対して「数の暴力だ!」なんて叫んでるのを見てるともはや可哀想になってきます。



そもそも彼等は主張が通った結果誰が幸せになると思って行動しているのでしょうか。「国家の利益と人間個人の利益は相反するものであり、我々は人間個人の利益のために戦うのだ」というのならばわからないでもない。けれど今の彼等からは「国家の利益が気に食わない」程度の考えしか見えてこない。
俺は教育の本質、というかスタート地点は強制だと思っています。生まれる場所を選べないのは確かに理不尽な暴力かも知れないけど、だからといって生きていくために必要なツールを与えることも放棄してしまうんじゃ動物以下です。人間の場合の「必要なツール」とは言語と、属する文化の考え方の枠組み、集団への帰属意識(国家の場合なら「愛国心」と呼ぶことになるでしょう)。これを習得していない人なんてただの社会不適合者。自治会委員連中は国が傾いて気分爽快なのかもしれないけど、俺は彼らには賛成できません。