○どうして勉強しなきゃならないんだよ!因数分解が何の役に立つんだよ! :痛いニュース
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/907148.html

俺がこの質問をされたらこう答えるだろう。
「君一人が勉強しなくても世界は変わらず廻るだろうが、全員が勉強しなかったら確実に社会は崩壊する。つまりなぜ教育が義務なのかといえば社会の都合だ。が、社会が崩壊して君は得をするだろうか。要するにより大きな理不尽を回避するための小さな理不尽といえる。
それをふまえた上で、教室を飛び出して目につく人すべてに向かって俺は勉強しませんと豪語してみなさい」
他の回答例。
「教育を受けることで一般的に応用できる考え方(or『真の学力』など)を身につけられる」
俺も同意なのだが、因果関係を示すのが非常に難しい。子供たちは具体例が欲しいのだ。そうじゃないと反論が作れなくて勉強しない言い訳にならないからである。すなわち、
因数分解できない奴にエンジニアとか務まらないぞ」
というと僕はさっかーせんしゅになるので関係ありません、と返されるわけだ。いや別にその夢が悪いとは言わんが。ちなみに東大の線形代数の講義を受けた理系の学生で、講師に向かって「僕は工学に進むのでこの授業を受ける必要はないと思います」と言った奴がいたらしい*1。つまり、高校の勉強を必死でやって大学に入るよりいい教科書をみつけて自分で勉強した方が早いのだが、全員にそれを期待するのは無謀なので大学(の教養課程)がある。
こんな意見(http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20070123)も。ある一面を捉えてはいると思われる。
勉強したくない側の論法は因果律が逆になっているため卑怯なため、そこを突くという手もある。
「社会に出て働いている○○さんは因数分解なんて使ってないです」に対し、「では○○さんが学生だったときに将来因数分解が必要になるかどうか予測がついたと思うかい?」という反論である。
えーと。必要となる「教育」と避けるべき「強制」。確かに境目はよくわからないが、限度ってものがある。例えば、「この子はたまたま日本で生まれたけれど、強制は良くないからどの言語を母国語にするか本人に選ばせてあげたい」という論法は教育を放棄するための言い訳でしかない。結局の所勉強しなくてもいいよなんて選択肢はあり得ないわけで、でも勉強はやっぱり面倒くさいわけで、ある程度の『強制』は必要になってくるのだ。



○“歴史を改竄する悪とバトル” 17代目の仮面ライダー「電王」、乗り物は「電車」:痛いニュース
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/906677.html


とっくに知ってたけど一応紹介。超面白そう。うーさー様と一緒に見てる気分で見ようと思います。




○銀行振込で思いを伝える :デイリーポータル
http://portal.nifty.com/2007/01/25/a/


デイリーポータルの人は文章うまいよなあ。




カタハネ
(http://tarte.deal.co.jp/products/katahane/katahane.html)
てなわけで買ってきます。

*1:それはひょっとしてギャグで言っていたのか?