「負け組おんらいん」 @お子様

今日は後輩に貸したCDを返してもらうべく、駅前まで行きました。




駅前のローソンで11時に待ち合わせ、ということでもちろん寝坊。
10分遅れると連絡をいれ、髭もろくに剃らずに出発。
息も切れ切れローソン前に到着すると、律儀な後輩は既にベンチに座って待っていました。


そう、知らないおじさんと共に。


他のベンチが空いてないから偶然相席になった、という雰囲気でもない。むしろ会話まで始めている。
んー?知り合い?はっ…ま、まさかお父様でわ!?


後輩「せ、先輩。あのっ!」
俺「は、はい!」
後輩「実は今日は先輩のことを父に紹介したくて…」
俺「ナ、ナンダッテーΩΩΩ」




────ここまで妄想────




────ここから現実────


そんなことではまったくなく、ただ単に誰とも知らないおじさまに話しかけられてるそうだ。
助け(?)なきゃなぁと思いつつ、具体的な案も見つからないのでとりあえず私も話に加わる。


「心のリサイクルが大切なんだよ・・・」
「両親にありがとう!って言わなきゃ」
「太陽のキモチ、月のキモチを理解して・・・」


一応人の話に耳を傾けないのは失礼なので、理解しようとがんばったが理解不能だった。
存在の相互承認の大切さをおそらく語りたかったんだろうけど遠回りすぎて近からず遠からず、といったところ。
区切りがいいところで「用事があるんで・・・」と連れ出そうと思ったが話が延々と続き結局最後まで聞いてしまった。すぐに助けられなくてごめんなさい。


────ここからつらい現実────
後輩「先輩髭キモいっすね。ありえないっす。死んでほしいっす」


髭剃りの面倒くささは異常。