コクェモモが1年くらい前に布教してきたSRですが、ついにプレイすることになりました。
ついでにシンフォニック=レインタグを乗っ取ってしまおうという魂胆です。(コクェモモの書いたほうにはいろいろと考察があって面白いので是非是非どうぞ)




キラ☆キラからシンフォニックレインと、ジャンルは違えど音楽を根本としたゲーム。
軽音サークルと不仲が続きながらも、結局どこかしらで音楽をやりたいという欲求がこういう方向にはけ口を見つけたのかなぁって気がします。


トルタルートをとりあえずクリア(?)
今までシンプルだった物語に、いきなり大きな伏線が張られるこの感じは嫌いじゃないです。


現在ファルルート進行中。
ターレの演奏会後、ファルの「悔しい」と言った気持ちが実によく分かります。
私自身、上手い演奏を見たり聴いたりすると、まずは純粋に上手いと感じ、その後同時に悔しいと感じていました。
まさしくファルが言ってたように「届いていない」というこの悔しさ。
それはきっと、音楽で上を目指している者のみに感じられる悔しさ。
そして一方で、「悔しい」ではなく「上手だった」とクリス。「卒業できればいいや」と思う気持ちが「上手だった」という言葉に込められています。


「私の歌は…価値のあるものなのかな?」と、年が明けてピオーヴァに戻ってきたファルはクリスに聴きます。
「自分が今音楽をやっていて、意味はあるのか?」までは考えたことがあるのですが、「価値のあるもの」とまで考えたことはありません。その言葉に込められた、音楽のプロになる意思。
所詮趣味の範囲でしかなかった私は「自分にとって意味のあるものか」で止まったのですが、プロを目指すファルは「他人にとって価値のあるものか」とまで考えてしまう。
それはきっと、誰かの言葉でなく、実際のステージに答えがあるのでしょう。
私が音楽をやってた意味も、ステージの上にありましたから。


とまぁ、主観的に適当につらつらと自分語りをしました。
でも、いろいろ考えさせてくれる話は、いい話です。