「ととのう」について考える

サウナ愛好家の一つの境地「ととのう」

そもそも自分が他のサウナ愛好家のいう「ととのう」ことができているのか怪しいところはありますが、自分なりに分析したことをまとめます。ご参考までに。

 

 

■すべては水風呂

■水風呂はある程度の冷たさが必要

「この水風呂のぼせそう」

全く理解できないことばでしたが、いくつかのサウナを回っているうちにわかるようになりました。

ぬるい水風呂だと、あまりととのうことができません。

個人的には冷たすぎてもだめで、16~18度がベスト。

ただ、のぼせそうな水風呂もそれはそれで味はあるんですけどね。

 

 

■休憩では、足は下ろしているほうがいい

足を伸ばせて座れるような休憩スペースが用意されていることもありますよね。

何回か試したんですが、「ととのう」が弱かったです。

アームレストがあるような椅子に、もたれかかるように座る。これが個人的にベストな休憩ポジションです。

 

 

■サウナの温度、ロウリュの有無はあまり気にしなくてもいい?

温度低めのところでも、長時間いれば割と仕上がります。

むしろ、周りの人の動きを見て、水風呂が快適に入れる状態かどうかのほうにこだわります。

 

 

■3サイクルにこだわらなくてもいい

条件がいいと、1サイクル目からととのうことがあります。

ととのう感じがあるのにあえて抑えて次のサイクルに入ると、ととのうことができなくなったりもします。

 

 

■空腹でないほうがいい

サ道では、サウナのあとに飯を食べているケースが多いです。

僕の場合、満腹に近い方がととのうことが多いです。

ただ、消化器系の不調を来す可能性もあるのであまりおすすめできません。

 

 

■目を瞑って、右上(左上)を見るように首を伸ばす

内頚動脈を広げるイメージで、これをやると一気にととのうことがあります。

 

 

■水風呂はさっさと肩まで浸かったほうが楽

足だけ浸けて慣らしてから上半身を~みたいなことやってると逆にしんどいです。

さっさと肩まで浸かりましょう(自分の心肺機能と相談してくださいね)。

 

 

■水風呂で頭は冷やさないほうがいい?

出たあと桶で頭を水で流すようにしていたんですが、あまりととのいませんでした。

 

 

サウナ・水風呂・休憩の時間は特に決めてません。

熱くて苦しくなったら、ちょっとだけ耐えて水風呂へ。

水風呂も出るときに苦しくない程度にして出るようにしています。

休憩も、その時の気分で、飽きたらサウナに戻る。大体3サイクルからの大休憩で1時間くらいやってます。

ととのう感じもそれぞれありますが、自分の体感していることを言語化すると

 

 

・目を瞑っているときに回転感(めまい?)

・その状態で目を開けると、体の中心部に回転感が移る心地よさ

・足から始まり、全身にじんわりとした感覚が伝わる

・体の重さと、浮遊感の矛盾した感覚

・視界がくっきりとして、木の葉っぱが風に揺れる様子や水面が鮮明に見える

・なんかこう、すべてのものに感謝している

 

 

不快そうな要素ばかり揃ってますね。そして何かキメてそうな感じもありますね。

死ぬ一歩手前で、実は三途の川を見ているのかもしれません。

 

 

皆さんもあちこちのサウナを試して、自分に合うサウナを探してととのいましょう。