結局4大コースターってどれから乗ればいいの問題
富士急ハイランドの4大コースターに乗ってみたいんだけど怖い!
という方のために個人的かつ主観的な意見を書くもので
ジェットコースターなんか怖くないぜ!!
って人は好きなのから乗ってください。
富士急ハイランド4大コースターをついに制覇しました。
何が怖かったのかを自分なりに分析してみたところ、次の4つの要素に分けられるのではないかと考えました。
どれから乗ればいいのかわからない!という方、ご参考までにどうぞ。
その1:視覚的恐怖
次にどうなるのかが見えることで想起される怖さです。
最も典型的な仕掛けである「頂上まで上がって一気に落ちる」手前のアレですね。
ディズニーのアトラクションで例えると、スプラッシュマウンテンで急に外に出た時に来る怖さですかね。
ビッグサンダーマウンテン、スペースマウンテンの視覚的恐怖は薄い気がしています。
その2:マイナスG
降下したときに、体もしくは内臓が持ち上がる感覚です。
(4大コースターに乗って気付きましたが、体が浮くことを怖がって踏ん張ると逆効果。いっそ力を抜くと、内蔵ではなくて体全体が浮き上がる感覚がして楽しいですよ)
ディズニーで例えると、スプラッシュマウンテンやタワーオブテラーがまさしくそれです。
その3:安全面への不安(安全性の担保?)
もちろんどれも安全なはずです。それでも、早すぎたり音がカタカタなっていると
「壊れないか」「曲がりきれるのか」「ぶつからないか」etc…
不安になりませんか?
ディズニーで例えると、スペースマウンテンの暗い中でギュンギュン体振り回されて
「これどっかぶつかるんじゃないか」「投げ出されるんじゃないか」という恐怖が近いと思われます。
その4:未知・未体験領域への恐怖
体験したことのない動き・世界に対する恐怖ですが、これを入れるかどうか少し悩みました。
乗る前の怖さであって、乗っている時の怖さとしてはその3に近いからです。
4大コースターの中で説明に差をつけるために入れさせてもらいます。
では、4大コースター一つ一つに当てはめていきましょう。
■■■FUJIYAMA■■■
視覚的恐怖:強
マイナスG:強
安全の担保:中~弱(コースターのカタカタ音・早いスピードで曲がる)
未体験領域:弱
ジェットコースターとしては非常に王道な作りをしています。
とにかく先が見えて上下左右ガンガン動くので、特に落ちる系が苦手な人はFUJIYAMAは避けましょう。
■■■高飛車■■■
視覚的恐怖:強
マイナスG:中~弱
安全の担保:中~弱(121度の落下の際レールから外れないか)
未体験領域:強
垂直に上がってからの、最大落下角度121度がウリの高飛車
上がるときに「宇宙飛行士ってすごいな」って思いますし、
降りたあとは、飛び降り自殺はやめようと思いました。
落ちる直前の怖さが苦手な人は避けましょう。
■■■ド・ドドンパ■■■
視覚的恐怖:弱
マイナスG:弱
安全の担保:強(急加速に人体が耐えられるのか)
未体験領域:強
スタートから僅か1.56秒で時速180kmまで加速。急加速さえ終わればあとは普通のジェットコースターです。瞬間移動を味わえます。
個人的に、人体への不安は一番大きかったです(首はしっかりシートにつけましょう)。
急加速の押し付けられる感覚がイヤな人もやめたほうがいいかもしれません。
■■■ええじゃないか■■■
視覚的恐怖:弱(人によっては強?)
マイナスG:弱
安全の担保:弱
未体験領域:強→中(シートに乗る前まで強。固定されると中)
「後ろ向きスタート」「足が宙ぶらりん」「ギネス記録(頭よりも足が上に来る回数が14回)」と、文字にすると何もかも未体験領域のええじゃないか。
個人的には、4大コースターで一番怖くなかったです。
シートに乗る前まではドキドキでしたが、シートの固定がすごく厳重で、「あ、これなら何されても大丈夫」という安心感があったのが一番の要因です。
あと、振り回されすぎて怖さ以前に自分の体がどうなってるのかもわかりません。
動体視力とか、体性感覚が優れていたりすると怖いのかもしれませんね。
追記:
個人的に一番怖いのは「テンテコマイ」です。
「自分で操作する」
この要素がすっごく怖いです。
極度の運動オンチにしかわからないと思いますが
「逆上がりをしたときに自分の体がどんな風になるのか、どうすればいいのか想像ができなくて怖い」
「マット運動の後転をするときに以下略」
この時の怖さに近いです。
100人に1人くらいは同意してくれると嬉しいのですが…