「負け組おんらいん」 @お子様

前回までのあらすじ


彼女も作らずなぞなぞばかり作り無駄な3年間を過ごすお子様。
ある日、内科のベテラン医師からBBQに誘われる。


そうだ!かわいい薬剤師さんと栄養士さんにも来てもらって僕もリア充になろう!


リア充BBQのはじまりだ!!




薬剤師「ごめんなさい。その日は用事があって…」
栄養士「ごめんなさい。その日は用事があって…」


泣きそう(1回目)


と、いうわけで当日。病院に集合したベテラン内科医 研修医6人 看護師6人 俺(犬)1人
事前に車係を仰せつかっていたお子様は愛車フィットシャトルを病院前につけたのですが…
目の前にベンツ!BMW!アッシー君にも格差社会!泣きそう!(2回目)
と思って帰ろうと思ったんですが、院長の車でした。よかった(ぶつけなくて)。


"ダレガオコサマノクルマニノルカ"
 犠  牲  者  をじゃんけんで決める看護師連中に泣きそう(3回目)になりながら、
アクア、プリウスフィットシャトルの順で病院を出発。
看護師の会話に適当に相槌を打ちながら、僕はどうでもいいことに気づいた。
「あ、これ燃費順に並んでるじゃん!」


(赤信号)


(青信号)


アクア・プリウス『ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
俺「低燃費の意味ねーだろ!」
俺「アホか!(1回目)」
俺「いくらカタログ燃費よくても運転下手じゃ意味ねーな!」
俺「フフフ…!俺の車はこのサイズでリッター23.3km…!」
俺「俺の運転は…芸術やで…!!」
俺「…」
俺「…」
俺「…」
俺「…やべっ!!」
俺「置いてかれた…」
看護師「アホか!(2回目)」